事業内容
脱炭素社会の実現に向けて
報告・実例紹介
AdeS第3回勉強会を実施しました。
2024年6月10日(月) AdeS第3回勉強会を群馬県立農林大学校で行いました。
群馬県で唯一の公立農学系高等教育機関である群馬県立農林大学校農林業ビジネス学科森林コース2年生を対象に、ADeSとの連携事業として特別授業として、勉強会を開催しました。参加した学生は11名です。
勉強会は2部構成とし、第I部では「気候変動・脱炭素」というテーマで地球温暖化や脱炭素アドバイザー制度の紹介などを行いました。
第II部では、「新たな森林資源の活用」というテーマで、日本の林業の現状と森林の役割、木質バイオマス発電での森林資源の活用と課題、早生樹の活用と森林再生について講義しました。
I部の講義後とII部の講義後に3グループに分かれてグループワークを行い、そこで話された意見を発表して共有しました。グループワークでは、群馬県林業振興課 荒井氏、西部環境森林事務所 林業政策専門官 渡邉氏、当協会アドバイザーの賀川氏にサポートしていただきました。
グループ発表では、「自分が出来る小さな脱炭素活動から始めることが大切だと感じた」、「沢山の意見が出てまとめるのが難しかった」、「温暖化にはメリットと考えられる側面もあるのではないかという意見も出た」など、各グループで活発な意見が出ました。これからの林業を考える上で、若い皆さんに少しでも関心を持ってもらえたのではないかと思います。
ADeSでは、勉強会やイベントなど、皆さんに脱炭素について知っていただくと共に、一緒に知識を深めていける活動を今後も継続していく予定です。
群馬県立農林大学校について
群馬県立農林大学校は、次代を担う優れた農林業実践者を育成するために1983年(昭和58年)に設立された公立農学系高等教育機関です。ルーツは1920年(大正9年)の農業技術員養成所に遡り、2020年(令和2年)に創立100周年を迎えた歴史と伝統を誇る学校です。
群馬県立農林大学校ウェブサイト