事業内容 事業内容 一般社団法人 脱炭素推進協議会 -ADeS- 事業内容 一般社団法人 脱炭素推進協議会 -ADeS-

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脱炭素社会の実現に向けて

報告・実例紹介

【勉強会】ADeS第2回勉強会(利根実業高校)を開催しました。

利根実業高校グリーンライフ科森林科学コースの2年生は、1年生だった2月7日に続き、9月3日に2回目の勉強会を行ないました。今回は、ADeS会員がオンライン参加してもよいとのご承諾を学校から得て、事前にご案内させていただきました。

勉強会は、まず学校の教室で座学を行ない、午後は校外へ移動して、株式会社WR(沼田市岡谷町)の木質バイオマス発電用チップ加工工場を、続いてシンエネルギー開発株式会社(沼田市久屋原町)の木質バイオマス発電所を見学しました。
また、植林して3年目の早生樹(ハルシベヤナギ)の生長具合を実際に見て、早生樹の生長の速さを実感してもらいました。

座学のテーマは以下のとおりです。
①大多喜ガス株式会社 片野裕之さん、山本知樹さん「企業における脱炭素・森林への取組」
②原澤林業 原澤史浩さん「ビジネスとしての側面から見た林業について」
③ADeSアドバイザー 賀川一枝さん「ウソ? 本当? 科学的判断でファクト(事実)を知ろうー脱炭素編―」

座学の概要
①日本産の天然ガスの生産・販売をしてきた大多喜ガス(株)が、人口減少に向かう日本でガス事業での大幅な収益増は望めない、という将来設計の中から、企業における脱炭素事業の重要性を認識し、森林への取り組みをスタートさせました。千葉で生産される天然ガスは古い地層の水に溶けており、その水には大量のヨウ素が溶け込んでいます。日本におけるヨウ素の生産量はチリに次いで世界2位、千葉県はその80%のシェアを占めている、という興味深いことを教えていただきました。
②また、原澤林業3代目の原澤史浩さんからは、「やりたいことを書いてみてください」と言われ、「やりたいことでお金が必要なプロジェクトは何個ありましたか?」「では、どう稼いだらいいでしょう」と展開していったのちに、「稼いだお金をどう使うか」という問いへの答えとして、「自己投資」「大切な人のために使う」「社会貢献に使う」という原澤さんの哲学をお話しいただきました。
③最後に、当会アドバイザーの賀川一枝さんから、SNS上に氾濫している偽情報に対して、科学的根拠に基づいたファクトチェックを、という提案と、気候変動に関する科学的根拠を調査しているIPCCについて学びました。

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