事業内容 事業内容 一般社団法人 脱炭素推進協議会 -ADeS- 事業内容 一般社団法人 脱炭素推進協議会 -ADeS-

事業内容 一般社団法人 脱炭素推進協議会 -ADeS- 事業内容 一般社団法人 脱炭素推進協議会 -ADeS- 事業内容 一般社団法人 脱炭素推進協議会 -ADeS- 事業内容 一般社団法人 脱炭素推進協議会 -ADeS- 事業内容 一般社団法人 脱炭素推進協議会 -ADeS-

脱炭素社会の実現に向けて

報告・実例紹介

講演会「再エネと森林と早生樹」開催報告。

一般社団法人脱炭素推進協議会(ADeS)は、シンエネルギー開発株式会社との共催、鳥取県および境港市の後援のもと、第2回講演会「再エネと森林と早生樹」を2026年2月18日、境港市民交流センター(みなとテラス)にて開催いたしました。
当日は、対面95名、オンライン29名、合計124名の皆様にご参加いただき、再生可能エネルギーと森林資源の活用に対する地域の高い関心を改めて確認する機会となりました。

■ 基調講演
基調講演では、森林総合研究所(国立行政法人森林研究・整備機構)の原山尚徳氏より、「耕作放棄地にヤナギを育てて、カーボンニュートラルを目指す ― 先進国(北欧)の事例と北海道での研究成果」と題し、ご講演をいただきました。
北欧諸国における短伐期ヤナギのエネルギー利用事例や、北海道での研究成果を通じて、耕作放棄地の有効活用とカーボンニュートラル実現に向けた具体的かつ実践的な可能性が示され、一般社団法人脱炭素推進協議会(ADeS)が推進する地域循環型脱炭素モデルに対して多くの示唆をいただきました。

■ 事例発表
続く事例発表では、産業界・森林現場・物流・情報発信といった多角的視点から、森林と再生可能エネルギーの未来についてご提言をいただきました。

 ●大多喜ガス株式会社 山本和樹氏
 新規事業としてのバイオマス発電への期待と、地域エネルギー供給の将来像についてご紹介いただきました。
 
 ●鳥取日野森林組合 川上富夫氏
 森林業の現状と課題、そして森林が持つ多面的機能を川下の住民へ伝える重要性について提起されました。
 
 ●用瀬運送有限会社 山田峻輔氏
 「事務」「現場」「機械」「メディア発信」の4分野連携による森林業のイメージ向上の取り組みが紹介され、次世代型林業の姿が共有されました。

それぞれの立場からの実践報告は、森林資源の持続可能な活用に向けた具体的道筋を示すものであり、公益的視点に立った連携の重要性を強く印象付けました。

■ パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、原山尚徳氏、川上富夫氏に加え、境港市役所農政課長の武良収氏、そしてシンエネルギー開発株式会社代表取締役社長の髙橋伸也氏が登壇しました。
行政、研究機関、森林現場、エネルギー事業者という多様な立場から、再生可能エネルギーへの期待と地域実装への課題が語られ、来場者からも活発な質問が寄せられるなど、双方向型の実りある議論が展開されました。

■ 境港市における取り組みと今後の展望
本講演会を境港市で開催した背景には、シンエネルギー開発株式会社が企画開発した木質バイオマス発電所が2026年8月に稼働開始予定であることがあります。
平地が多く森林率が低い地域特性を持つ境港市において、バイオマス燃料の地産可能性を探るべく、2年前より荒廃地を活用した早生樹の試験栽培を開始しております。複数樹種の中にはヤナギも含まれており、今回の基調講演は今後の取り組みを深化させるうえで極めて示唆に富む内容となりました。

■ 森林環境教育の取り組み
会場では、山形県金山町が森林環境譲与税を活用して制作した啓発絵本
こんちゃんのボタン(一般社団法人脱炭素推進協議会(ADeS)制作)を展示いたしました。
森林の役割や環境保全の大切さを次世代へ伝える取り組みとして、多くの来場者にご関心をお寄せいただき、会場に温かな雰囲気をもたらしました。


■ おわりに
地球温暖化の緩和に向け、森林を起点とした脱炭素社会の構築は、地域経済の活性化と両立し得る重要な社会的課題です。
一般社団法人脱炭素推進協議会(ADeS)は、シンエネルギー開発株式会社と二人三脚で、地域に根差した再生可能エネルギーと森林資源の循環モデルの確立を目指し、公益性の高い情報発信と実践活動を継続してまいります。
今後とも、関係機関・地域の皆様と連携しながら、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

ページトップ